こんにちは、受付の日沢です(^-^)
気温が下がりはじめ、マスクをされている方が多く見られるようになりました。
今年はいつもより早く冬の寒さを感じますが、皆様は風邪などひいていませんか?
「風邪なんてひいたことないよ!」といわれる羨ましい方もいらっしゃると思いますが、
歳を重ねていくと、身体のあちこちに「あれ?こんなんじゃなかったのに・・・」と
感じることもあるかと思います。それは、お口の中も同じです。
みなさん、「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか?
「オーラル」は口内の、「フレイル」は虚弱、という意味ですが、
簡単にいうと「口腔内で起こる体の衰え」のことです。
それは気づかないうちに、様々なかたちであらわれます。
お口の大切な役割は主に大きく2つに分けられます。
1つは食べ物を噛んで飲み込み、栄養を体に取り入れる役割。
2つ目は会話を行いコミュニケーションを取るための役割です。
このような当たり前のことでも、高齢になると歯みがきなどの口腔ケアが
うまくできなくなることで機能が低下してしまします(>_<)
虫歯が増えたり噛む力が低下して噛み切れないものが増え、
今まで同様に栄養を摂取することが難しくなることや、
口の周りの筋肉が衰えて唇や舌を動かす機能が低下していくと、
食べこぼしが増えたり会話が上手くできない、歯周病になってしまい口臭が気になって
会話を控えるようになるなど、コミュニケーションに支障がでてきます。
そうなると、外出することや人と会話をすることを避け、家の中に引きこもりがちになり、
心まで塞ぎ込んでしまうことにも繋がってしまいます。それはとても良くない状況です。
そんなオーラルフレイルをただの老化現象として受け入れてしまうのではなく、
少しの意識と努力があれば食べたいものを美味しく食べられることや
人との会話を楽しむ幸せを長く続けることができます。
それは生きていく中でとても重要なことですよね。
それにはできるだけ外出すうように心がけ、社会との関わりや
人との会話を積極的にしたり、歯科検診を定期的に受けて自分では
気づきにくいことや奥地のケアを指導してもらうなど、ただ磨くのではなく
正しい方法での歯みがきを意識すると、オーラルフレイルになるのを
食い止めることが出来るのではないでしょうか。
このようにお口の中を健康に保つことこそ、
身体全体を健やかな状態に整えるための基本になります。
痛みを感じてたから・・・ではなく、どうか定期的に歯医者さんに行かれることを
おすすめいたします!